ご挨拶

看護部長 福岡香里

地域に看護の力を

医療法人社団福寿会は1992年に駅前の小さなクリニックとして誕生しました。

「外来に来られなくなったら、こちらから出向こう!」と、診療の合間をぬって往診をしたのが今の福寿会在宅診療の始まりです。今では当たり前の光景ですが、その当時は往診医も少なく、まだ介護保険も無かったため、何らかの理由で通院困難に陥った患者さんは適切な医療を受ける事が出来ずに緊急入院するという事態が非常に多い傾向にありました。

あれから20年、福寿会は地域に根差した医療機関として、訪問診療をはじめとする医療、看護、介護、の充実を試みながら、患者様、ご家族様のニーズに沿えるよう日々、努力と研鑽を積んでまいりました。
“どの様に生きたいか、どこで終末を迎えたいか”たとえ病気になっても、”その人が、その人らしく病気と向き合い、生活できる環境を、自分の意志で選択できる”そんな地域医療の実現と患者様のニーズに最大限努力をし続けることが、当法人の責務であると感じております。

その責務を果たすため、私たち看護部は質の高い看護を提供することは勿論、一人一人自己研鑽を重ね心のこもったサービス提供をめざし、「よく見るチカラ 感じるチカラ 考えるチカラ そして行動するチカラ」 看護師としての「看護のチカラ」を高めていくことに注力してきたいと考えております。

そして、看護師がこのような「看護のチカラ」を如何なく発揮し、各領域でチームの一翼を担うことが出来るような看護部を目指しております。患者様の満足が、私たち看護職の満足であると胸を張って応えられるよう、ともに頑張りましょう。


副看護部長 深澤優子

看護は目に見える

「看護は目に見えない」「看護は成果がわかりにくい」というセリフはよくあるものですが、本当にそうでしょうか?むしろ、看護はとても目に見えるし成果もわかりやすいものかもしれません。患者さんは、一瞬一瞬の看護師の動きや言葉、態度すべてを通して、看護をよく見ています。患者さんが見ているのは、病院の看板でも、看護部全体でもなく、自分に関わる一人ひとりの看護師を通して、その医療機関の看護を見ているのです。

私たち看護師は、時に看護師目線で物事を見てはいないでしょうか。私たち看護師は、時に患者さんに必要なものはこれだと決めつけてはいないでしょうか。患者さんためを思う看護が時に自分たちに最善の看護になっていないかどうかを振り返る必要があります。看護を見ているのは、患者さんです。そこを最優先に考えることがこれからの看護にはますます必要となります。

在宅医療は今後ますます必要とされる領域です。医療の機能分化が進む中、在宅医療の姿は従来のものから大きく変化しています。在宅医療を支えるには実は様々なサービスが必要で、医療だけでも介護だけでも、病院だけでも施設だけでも足りないのです。
在宅で安心して生活をしていくためには、医療も介護も、病院も往診も、訪問看護もリハビリも、一人一ひとりの方が必要としているサービスを選択できる環境が必要なのです。福寿会にはその環境があります。

また、その様々なサービスを支える重要な役割を担うのが本来看護です。看護の機能の1つには「調整」がありますが、この調整とは、様々な必要資源を調達して、様々な分野の専門職との調整を行うことで、患者さんや利用者さんに最も適切なケアが提供できることを意味します。そのような役割を果たすために、必要なのが、真の意味でのジェネラリスト、真の意味でのプロフェッショナルです。
自称でも形だけでもない、「真の」チカラを発揮できる看護部を目指しています。

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